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独紙評価:「マインツ最高の点取り屋」の岡崎、PK獲得も「力を発揮できなかった」

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 11日に行われたブンデスリーガ第28節、ホームでのレバークーゼン戦でPKを獲得したが、ドイツメディアによる評価は低めだった。

 2月中旬からマルティン・シュミット監督が指揮を執るマインツ。新体制では2勝3分1敗と勝ち越し、本拠地では負けなしと安定していたが、レバークーゼン戦では2-3で第20節ヘルタ・ベルリン戦以来となるホームでの黒星を喫した。

 前半のうちにレバークーゼンFWソン・フンミンに先制点を許したマインツは、後半に入るとFWシュテファン・キースリンクとMFハカン・チャルハノールに追加点を奪われ、0-3と突き放された。78分には岡崎が相手ペナルティーエリアで倒され、PKを獲得。これをMFク・ジャチョルが冷静に決め、アディショナルタイムにはMFハイロが獲得したPKも成功させて1点差までに迫ったものの、最終的には追いつけなかった。

 フル出場を果たした岡崎は、ドイツ『ビルト』では「4」と低めの採点をつけられたが、それでも全体的に厳しく評価されたチームの中ではベストタイとなっている。また、同じく「4」がチーム最高点だった『キッカー』では、岡崎は「4.5」とチーム平均点をつけられた。

 地元の『アルゲマイネ・ツァイトゥング』では岡崎のパフォーマンスを「4」とし、次のような寸評を記している。

「日本人選手にとって難しいミッションだった。中盤からのサポートなしに、強力なレバークーゼンCBに対して結果を出すのは不可能に近い。それでもマインツ最高の点取り屋は(レバークーゼンDF)エメル・トプラクに倒され(78分)、PKを獲得した。それはまずまずだったが、もちろん全体的には彼は実際に持つ力を発揮できなかったと言えるだろう」

 敗戦により、勝ち点31のマインツは13位に後退。下位のパダーボルンやシュトゥットガルトがそれぞれ勝利を収めたため、残留争いから脱け出せずにいる。次節は敵地で14位フライブルクと対戦する。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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