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グアルディオラ、バイエルン批判のケールにアドバイス 「35ポイント差つけられたら…」

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 バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、DFBポカール準決勝のドルトムント戦における騒動を振り返った。ドイツ複数メディアが伝えた。

 ブンデスリーガ優勝を決めたバイエルンは、DFBポカール優勝も目指していたが、先月28日の準決勝でドルトムントにPK戦の末に決勝進出を逃している。

 カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは試合後、ドルトムントDFマルセル・シュメルツァーのハンドを見逃したペーター・ガーゲルマン主審について「眼科医に診てもらうべき」と批判した。

 このコメントについて問われたドルトムントMFセバスティアン・ケールは「バイエルンが主審のせいにするのはちょっとおかしいと思うんだ。僕らに負けると、彼らは決まってそうするんだよね」と苛立ちをあらわにし、PK戦でバイエルンが1人も決められなかったことを皮肉って、「PKを蹴れないなら、もっと練習すれば良いだけの話さ」と述べた。

 DFBポカールの話題が尾を引く中、1日の会見に臨んだグアルディオラ監督は「セバスティアン・ケールにアドバイスしておきたい。勝ち点35差つけられたのなら…」と話すと、人差し指を口に当てて、しゃべらない方が良いとメッセージを送った。そして、「ブンデスリーガではもう優勝が決まったから、(PKの)練習をする時間ができたね」と、冗談交じりに語っている。

 そして、自身は常に相手への敬意を忘れていないと強調した。

「私はドルトムントに負けても、ほかの誰かのせいにしたことはないよ。今回はそうする良い理由が2つほどあったけどね。でも、ユルゲン・クロップには決勝進出おめでとう、と言ったんだ。相手を笑うことはない。勝ってもそういうことはしないよ」

 バイエルンは2日に敵地でレバークーゼンと対戦する。

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