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CL見据え大胆な温存策…バイエルン敗戦も「だれもケガをしないことが重要だった」

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[5.2 ブンデスリーガ第31節 レバークーゼン2-0バイエルン]

 ブンデスリーガは2日、第31節を行い、すでに優勝を決めているバイエルンは敵地で4位レバークーゼンに0-2で敗れた。

 PK戦の末、敗れた4月28日のDFBポカール準決勝ドルトムント戦から中3日。6日に控える欧州CL準決勝第1戦のバルセロナ戦を見据え、ジョゼップ・グアルディオラ監督はドルトムント戦から先発7人を入れ替えた。

 ドルトムント戦で負傷したFWロベルト・レバンドフスキのほか、FWトーマス・ミュラーとDFジェローム・ボアテングもメンバー外となり、MFシャビ・アロンソ、MFチアゴ・アルカンタラ、DFメフディ・ベナティア、DFファン・ベルナトをベンチに温存。一方、長期離脱から復帰したDFハビ・マルティネスが今季初出場初先発を飾り、22歳のMFリコ・シュトリーダーも先発でブンデスリーガデビューを果たした。

 前半は0-0で折り返したが、レバークーゼンは後半10分、MFハカン・チャルハノールの直接FKで先制。同36分にもカウンターから途中出場のMFユリアン・ブラントが追加点を決め、2-0の完封勝利でバイエルンに今季3度目の土を付けた。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督はクラブの公式サイトで「我々はもっと決定的なチャンスをつくらなければならなかったが、それでも今日のパフォーマンスにとても満足している。若手の選手たちも非常によくやってくれた」と評価。敗戦にも前向きなコメントを残した。

 GKマヌエル・ノイアーはもっと正直だ。「僕たちが気にしていたのは、だれもケガをしないということ。それが僕たちにとって最も重要だった」と率直に語っている。今季絶望となったMFアリエン・ロッベンのほか、MFフランク・リベリ、DFダビド・アラバら故障者を多数抱えるバイエルン。中3日で迎えるバルセロナとの大一番へ、大胆なターンオーバーは功を奏するか。


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