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恩師モイーズの解任に心を痛めたフェライニ 「涙を流した」

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 マンチェスター・ユナイテッドMFマルアン・フェライニは、元監督のデイビッド・モイーズ氏が解任されたときに涙を流したと明かしている。

 エバートンでモイーズ氏の指導を受けたフェライニは、2013年夏にユナイテッドに加入した。アレックス・ファーガソン氏の引退でユナイテッドの指揮官に就任した恩師を追ったフェライニだが、ユナイテッドは低迷し、モイーズ氏はシーズン終了を待たずして解任の憂き目に遭っている。

 フェライニは『So Foot』の中で、恩師の解任に心を痛めたと明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「彼が去ったときは悲しかった。エバートンに敗れた後、僕らはメディアで(モイーズ氏の解任の噂を)耳にしていたんだ。事実どうか分からなかった。そして次の日、練習場で彼がジャージじゃなく、スーツを着ていたのを見て思ったんだ。終わりだ、とね」

「おかしな感じだったよ。食事をしてから、監督は僕をオフィスに呼んで、(解任を)知らせてきた。これがサッカーなんだ。泣いたよ。普通のことだ。僕は人間なんだよ。彼と6年仕事をしてきたんだ。彼は2番目の父親というわけじゃない。でも、それに近いものだ。すごく助けてくれた人なんだよ」

 モイーズ氏と同じように、フェライニもユナイテッドでの1年目は苦しみ、批判を浴びせられた。

「チームも良いパフォーマンスをしておらず、僕はスケープゴートにされた。すべてがフェライニの責任だったんだ。そういう(批判の)すべてに気を配ると、沈んでしまう。あらゆる面で壊された」

 昨年夏に移籍が取りざたされたフェライニだが、最終的にはルイス・ファン・ハール監督が率いるチームに残った。

「(ファン・ハール)監督が来たときに、難しくなることは分かっていた。昨季の僕はスケープゴートにされていたからね。でも、言い聞かせたんだ。失うものは何もないとね」

「ワールドカップが終わって、今季の最初に監督と話した。僕のポジションには多くの選手がおり、自分を証明できるかどうかは自分次第だと言われたよ。でも、何度か練習してから、僕はうまくいくと感じていたんだ」

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