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C・ロナウドPK失敗にクロース負傷…レアル、痛恨ドローでバルサとの勝ち点差は4に

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[5.9 リーガ・エスパニョーラ第36節 R・マドリー 2-2 バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラは9日、第36節2日目を行い、4位バレンシアと2位レアル・マドリーの上位対決は2-2のドローに終わった。レアルの連勝は7でストップし、直前の試合で勝利していた首位バルセロナとの勝ち点差は、残り2試合で「4」に開いた。

 序盤からバレンシアゴールを脅かすレアルだが、前半18分にMFハメス・ロドリゲスのCKから狙ったFWクリスティアーノ・ロナウドのヘッドがクロスバーに弾かれるなどネットを揺らせない。すると同19分、DFホセ・ルイス・ガヤのクロスをFWパコ・アルカセルが右足で合わせてバレンシアが先制に成功する。

 先制を許したレアルにアクシデントが襲ったのは前半25分。MFトニ・クロースが左太ももを負傷して、MFアシエル・イジャラメンディとの交代を余儀なくされた。すると同26分、MFダニエル・パレホのFKをMFハビ・フエゴが鮮やかなバックヘッドで決めて、バレンシアがリードを2点差に広げる。

 反撃を試みるレアルは前半31分にFWガレス・ベイルが強烈なミドルシュートでゴールを脅かすも、GKジエゴ・アウベスに右手1本で阻まれ、同40分にはベイルとのワンツーからPA内に侵入したFWハビエル・エルナンデスが狙ったが、シュートはポストに弾かれた。さらに前半アディショナルタイムにはベイルがPA内で倒されてPKを得たものの、FWクリスティアーノ・ロナウドのシュートがD・アウベスにストップされてしまう。

 2点のリードを許したレアルは後半開始から、ベンチスタートとなっていたDFダニエル・カルバハルとDFマルセロを投入して反撃を試みる。しかし、後半2分にカルバハルのスルーパスに反応したチチャリートが右足で狙ったものの、D・アウベスに阻まれてしまった。

 猛反撃に出るレアルは、後半11分にJ・ロドリゲスのクロスをチチャリートがヘッドでジャストミートさせるが、D・アウベスの牙城を崩せない。しかし、このプレーで得たCKからDFペペが豪快なヘディングシュートを叩き込んで1点差に詰め寄る。

 後半28分にはJ・ロドリゲスのFKからDFセルヒオ・ラモスが強烈なヘディングシュートを放つも、好セーブを連発しているD・アウベスがまたもや立ちふさがり、ネットを揺らすには至らない。だが、後半39分にMFイスコが鮮やかなミドルシュートを突き刺して、レアルがついに試合を振り出しに戻した。

 しかし、その後は両チームともにゴールを脅かす場面を作り出したが、勝ち越しゴールは生まれず。試合は2-2の引き分けに終わり、勝ち点1を分け合うことになった。


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