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ボカ対リーベルの「スーペルクラシコ」、選手への催涙スプレー噴射で中止に

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 14日に行われたコパ・リベルタドーレス決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、ボカ・ジュニオルス対リーベル・プレートの一戦で、ボカのサポーターがリーベルの選手に向けて催涙スプレーを噴射したと見られる問題のため試合が中止となる事件が発生した。アルゼンチンなど各国メディアが伝えている。

 ともにブエノスアイレスを本拠地とし、激しいライバル関係にあるアルゼンチンの2チームが、南米王者を争う大会のベスト16で激突。ファーストレグではホームのリーベルが1-0で先勝し、14日にボンボネーラでのセカンドレグを迎えた。

 前半を0-0で終了し、選手たちが後半に向けてピッチに入場したところで、リーベルの選手たちは目などを押さえて苦しむ様子が見られた。映像には、ボカ側サポーター席からピッチにつながる通路内に向けてスプレーを噴射しているのではないかと見られる男の姿も捉えられている。

 1時間あまりの混乱を経て、試合はそのまま中止が決定された。再試合や処分などに関しては今後の決定が待たれることになる。

 MFレオナルド・ポンシオやDFレオネル・バンジオーニ、DFラミロ・フネス・モリらの特に被害の大きかった選手らは明らかにプレー不可能な状態だったと見られる。リーベルのマルセロ・ガジャルド監督は次のようにコメントしている。

「恥ずべきことだ。このような光景を見なければならなかったのは非常に残念だと思う。今起こっているのは信じられないようなことだ」
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