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全試合先発の34歳テリーを称えるモウリーニョ「貢献度は計り知れない」

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 5シーズンぶり5度目のプレミアリーグ制覇を達成したチェルシージョゼ・モウリーニョ監督は最大の功労者としてDFジョン・テリーを称賛している。クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えた。

 今季のプレミアリーグでここまで全36試合に先発している34歳のテリー。31歳のDFブラニスラフ・イバノビッチ、24歳のMFエデン・アザールも同じく全36試合に先発しているが、モウリーニョ監督は「34歳と24歳の選手について話をしているが、これはだれにでも到達できる境地ではない」と称える。

「ピッチでプレーするためにはケガ、累積警告、コンディションなどの条件をクリアしなければならないし、もちろん監督のプランに入っていなければ話にならない。これをテリーとイバノビッチ、アザールは見事にクリアし、全試合に先発出場しているんだ。まったく素晴らしい選手たちだよ」

 昨季からチェルシーの監督に復帰したモウリーニョ監督は当時、テリーのパフォーマンスを疑問視していたことも正直に明かした。

「私がこのクラブに戻ってきたとき、テリーはレギュラーから遠ざかっていた。確かに当時のテリーの動きは全盛期からすると見劣りするものだった。しかし、契約もあと1年残っていたので、もう少し様子を見ることにしたんだ。そのとき、テリーは自分の価値を証明してみせると私に宣言し、そして見事に有言実行してみせた。テリーは偉大な男だよ」

 チームをキャピタル・ワン杯とプレミアリーグの2冠に導いたテリーは今年3月、来シーズン末まで契約を1年間延長した。指揮官は、このキャプテンなくしてプレミアリーグ制覇はなかったと最大級の賛辞を送っている。

「ジョン(テリー)と私は5シーズン、仕事をともにし、プレミアリーグのタイトルを3度手にした。彼のクラブへの貢献度は計り知れないよ。ジョンは私がこれまで出会った中で最高の選手の一人だ。彼はチェルシーとともにいるんだ。テリーがいなかったら、我々はプレミアリーグチャンピオンになっていなかっただろうね」

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