[5.17 プレミアリーグ第37節 スウォンジー 2-4 マンチェスター・C]

　プレミアリーグは17日、第37節を各地で行い、マンチェスター・シティはアウェーでスウォンジー・シティと対戦した。勝利すれば3位以内が確定するシティは、MFヤヤ・トゥレの2ゴールを含む4得点を挙げ、4-2で勝利。勝ち点を76に伸ばして、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのストレートインを決めた。

　序盤は劣勢だったシティだが、チャンスを逃さない。前半21分、細かいパスワークを見せると、PA外からPA内にボールを運んだヤヤ・トゥレが右足を振り抜く。DFに当たったボールは、GKのニアサイドを抜けてゴールに決まり、シティが1点をリードした。さらに、同36分にも自陣からMFフランク・ランパードが前線のスペースにロングボールをハーフボレーで蹴り込むと、FWセルヒオ・アグエロが左サイドで受ける。タメをつくってから、MFジェームズ・ミルナーにパスを出すと、ミルナーはPA内で切り返しでDFをかわし、右足でゴールを決めた。

　2点を追うスウォンジーは、前半45分にMFギルフィ・シグルドソンがミドルシュートを決めて、1点を返す。

　後半の序盤はシティが攻勢だったが、この試合の4点目を決めたのはスウォンジーだった。CBの間でロングボールを受けたFWバフェティンビ・ゴミスがボールをコントロールして右足でシュートを決めて、試合を振り出しに戻した。

　しかし、試合終盤にシティが力の差を見せる。後半29分、スウォンジーの守備が集中を欠いた瞬間に、ヤヤ・トゥレがドリブル突破。右足でシュートを決めて、再びリードする。さらにアディショナルタイムには、高い位置でボールをうばうと、途中出場した元スウォンジーのFWウィルフリード・ボニが、絶妙なコースにシュートを突き刺して4-2とした。このまま試合は終了し、シティが勝ち点3を上積みしている。

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