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レアル、4発快勝も優勝には届かず…C・ロナウドはハットで45点目

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[5.17 リーガ・エスパニョーラ第37節 エスパニョール 1-4 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは17日、第37節を行い、9位のエスパニョールのホームに乗り込んだ2位のレアル・マドリーが4-1の快勝を収めた。逆転優勝へ望みをつなぎたかったレアルだが、勝ち点差4をつけて首位に立つバルセロナも勝利したため、最終節を残しての2位が確定した。

 逆転優勝するためには勝つしかないレアルは、前半8分にFWガレス・ベイルのスルーパスからPA内に侵入したFWクリスティアーノ・ロナウドがシュートまで持ち込むも、相手DFにブロックされる。さらに同13分にはDFダニエル・カルバハルのクロスからC・ロナウドがヘッドで狙ったが、シュートは枠を捉え切れなかった。

 スコアレスのまま迎えた後半13分にはドリブルで運んだMFハメス・ロドリゲスが左足でシュートを放ったものの、ボールはゴール右に外れた。しかし、同14分にレアルが試合を動かす。FWカリム・ベンゼマのパスを左サイドで受けたC・ロナウドが、左足シュートをネットに突き刺してスコアを1-0とした。

 後半25分にはエスパニョールが決定機を迎えるも、MFビクトール・サンチェスのシュートは懸命に戻ったDFダニエル・カルバハルにブロックされてしまう。だが、同28分にFWクリスティアン・ストゥアニがGKケイラー・ナバスからボールを強奪すると、こぼれ球に走り込んだFWセルヒオ・ガルシアのラストパスをストゥアニが蹴り込んで試合を振り出しに戻した。

 しかし、すぐさまレアルが再びリードを奪う。後半34分、C・ロナウドとのワンツーでPA内に侵入したDFマルセロが左足でネットを揺らしてスコアを2-1とした。さらに同38分にはC・ロナウドが自身2点目となるゴールを蹴り込んで、リードを2点差に広げる。

 完全に乗ったC・ロナウドは、後半アディショナルタイムにJ・ロドリゲスが左サイドから上げたクロスをヘッドで叩き込んでハットトリックを達成。今季のゴール数を45まで伸ばし、得点ランク2位のメッシに4点差をつけて最終節を迎える。4-1と大勝したレアルだったが、同時刻キックオフのバルセロナも勝利したため、最終節に優勝の可能性を残すことはできなかった。


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