[5.20 コッパ・イタリア決勝 ユベントス2-1ラツィオ]

　コッパ・イタリアの決勝がローマ・オリンピコで行われ、ユベントスがラツィオを2-1で下した。延長前半7分にFWアレッサンドロ・マトリが奪ったゴールが決勝点。ユベントスは1994-95年シーズン以来、20年ぶり10度目のコッパ・イタリア制覇を飾り、セリエAとの2冠を達成した。

　試合後、ユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニのコメントをイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。「相手が好調なラツィオだけに、難しい試合になることは分かっていた。苦しめられる中で僕たちは諦めずに団結して戦ったんだ。歴史的な快挙を達成したよ。僕らはこの勝利を強く望んでいたんだ」。

「ラツィオには本当に走らされたね。素晴らしい選手たちだ」と相手を称えたイタリア代表DF。今後は6月6日にベルリンで行われる欧州CL決勝を制すれば、3冠達成となる。しかし、キエッリーニは「CL決勝はまだ先だよ。今はこの優勝を楽しませてほしい。長いこと待ち臨んでいたタイトルなんだ。イタリアのすべてのファンたちと祝いたい」とコメント。ユベントスにとっては、20年ぶりとなるコッパ・イタリア優勝の余韻へ浸っていた。

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