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現在の移籍期間は「馬鹿げている」とファン・ハール 来季は早めの準備を計画

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督は、夏の移籍市場がプレミアリーグのシーズン開始以降まで開いているのは「馬鹿げている」としつつ、来季に向けては早い段階でチーム作りを終えたいと見通しを語った。

 昨夏は移籍市場終盤にかけて大型補強が相次いだが、リーグ序盤戦は出遅れることになったユナイテッド。最終的にシーズンを4位で終えることが濃厚だが、ファン・ハール監督の就任2年目となる来季はタイトルへの挑戦が求められることもあり、開幕から順調なスタートを切りたいところだ。

 シーズン中の5月の段階ですでにPSVからFWメンフィス・デパイの獲得を決めたのもその一環かもしれない。夏の移籍市場についてのファン・ハール監督のコメントを、イギリス『ガーディアン』が伝えている。

「(移籍期間は)8月31日や9月1日に終わるが、私の意見としては馬鹿げたことだと思う。私は何度も移籍期間を変えようと苦心してきた。シーズンに向けてチームを準備する前に終わるべきものだ」

「昨年はワールドカップがあり、合流が遅れる選手も多かった。最後の1か月に多くの選手を獲得したので、それからプレミアリーグに向けてチームを準備しなければならず、多くの勝ち点を失う結果となった。次はもっと早くビジネスを終えたいと思っているよ」

 レアル・マドリー移籍が噂されるGKダビド・デ・ヘアに関しては「残ると信じている」と主張したファン・ハール監督。一方でFWロビン・ファン・ペルシも今夏の去就が不確定と見られる選手の一人だが、指揮官は同選手の状況について「どうなるか待たなければならない」と明言を避けた。

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