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シーズン途中で就任のマンチーニ、前任者を下回る成績にも「インテルにはメンタリティーがある」

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 インテルは23日、セリエA第37節でジェノアと対戦し、敵地で2-3と敗れた。ロベルト・マンチーニ監督はヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得を逃したと落胆しつつ、チームがメンタリティーを身につけたと強調している。

 DF長友佑都が3か月半ぶりに先発出場したインテルは、2度のリードを守れず、終了間際に逆転ゴールを許して連敗。24日の試合でサンプドリアが残留決定のエンポリを下せば、EL出場の可能性は完全に消滅する。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は試合後、マンチーニ監督が就任してからの1試合あたりの平均勝ち点が1.38ポイントであり、ワルテル・マッツァーリ前監督が解任されるまでの1.45ポイントを下回っていると指摘。最終節で勝利しても、マンチーニ監督が前任者の成績を上回ることはなくなったと報じた。

 その『ガゼッタ』が、試合後のマンチーニ監督のコメントを伝えている。

「我々は最後までEL出場権獲得にトライした。ここ14、15試合でやってきたことからすれば、それも可能だったと思う。我々は素晴らしいメンタリティーで重要なプレーをしているよ。ただ、信じられないようなミスもしてしまっている」

「正直、私は満足している。負けなければいけないなら、こういう負け方が良いからね。この一戦は我々の今季を反映している。誰の責任にもしてはいけない。我々は改善が必要なんだ。大事なのは、チームにメンタリティーがあるということ。これが、来季に向けてのスタート、土台となる」

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