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英国での1年目を語るファン・ハール、トイレからミーティングを行ったことも…

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督がプレミアリーグの“光と影”について語った。英紙『ミラー』が報じている。

 プレミアリーグでの1年目を振り返るファン・ハール監督はイングランドのサッカーほぼすべてに敬意を示す一方、施設面に関しては満足していないようだ。特にスタジアムのロッカールームではアウェーチーム用に十分なスペースが確保されておらず、トイレに座って選手に指示を出すこともあったという。

「選手たちのロッカールームに関して言うと、ほぼすべてのスタジアムが満足のいくものではない。監督のためのスペースに関してもだ。多くの場合、私はトイレに座っていた。しかし、それは用を足すためにではない。他に場所がなかったからなんだ。これには私も驚いたよ」

 一方で、イングランドサッカーのポジティブな面についても語っている。特にイングランドに根付いたサッカー文化には感銘を受けたようだ。

「サッカーの精神がこの国には根付いているね。信じられないほどだ。そしてそれこそが私の期待していたものでもある」

 これまでにバルセロナやバイエルンでも指揮を執ったオランダ人監督は「イングランドで監督ができるのは素晴らしいことだ。彼らはサッカーとともに生きているし、人生そのものがサッカーなんだ。これはドイツとは異なるし、スペインではもう少しサッカーが根付いているが、しかしイングランドは驚嘆に値する」と述べている。

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