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劇的逆転勝利で残留のハンブルガーSV…選手も「終わったと思った」「信じられない展開」

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[6.1 ブンデスリーガ入れ替え戦第2戦 カールスルーエ1-2(延長)ハンブルガーSV]

 1日に行われたブンデスリーガ入れ替え戦の第2戦でMF山田大記の所属する2部3位カールスルーエと対戦した1部16位ハンブルガーSVは、延長戦の末に2-1の勝利を収め、クラブ初の2部降格を免れた。

 ホームでの第1戦を1-1で終え、アウェー戦に臨んだハンブルガーSVだが後半33分に先制を許してしまう。反撃に出るものの、試合は後半アディショナルタイムに突入。『ブンデスリーガ公式ウェブサイト(日本語版)』によると、GKレネ・アドラーは「正直に言うと、同点に追い付く前の最後の何分かは悪い想像をしてしまった」、FWピエール・ミシェル・ラソッガは「90分が過ぎて、もう終わったと思ったよ」と振り返っている。

 しかし、アディショナルタイムにMFマルセロ・ディアスが直接FKを沈めると、延長後半10分にはMFニコライ・ミュラーが決めて劇的な逆転勝利。1963年のブンデスリーガ創設から一度も降格経験のないチームは、またもや1部残留を決めた。

 MFラファエル・ファン・デル・ファールトは「何を言っていいか分からない。信じられないような展開だったけど、僕たちは1部残留を成し遂げたんだ。とても幸福で言葉にならないよ」と話し、チームを率いるジョー・ツィンバウアー監督は「信じられないほど幸福な気分だ」と喜びを爆発させている。


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