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サンプ、やはりEL出場権剥奪の可能性も? 8位インテルに出場の望みか

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 来季ヨーロッパリーグ(EL)出場に向けたUEFAライセンス取得が一旦は認められたサンプドリアだが、やはり出場権を失ってしまう可能性もあるのだろうか。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 サンプドリアは2014-15シーズンのセリエAを7位で終了。本来は6位までのチームに来季EL出場権が与えられるが、6位ジェノアのライセンス取得が認められなかったことで、サンプに出場権が与えられることになった。

 だが、ライセンス取得以前に懸念が伝えられていたとおり、過去に八百長事件絡みのペナルティーを受けたことがサンプドリアの出場権剥奪につながることもあり得るかもしれない。『ガゼッタ』は、同件でUEFAが調査を開始し、イタリアサッカー協会(FIGC)とサンプに対し証拠提出を求めていると伝えた。

 問題とされているのは、サンプに所属していたステファノ・グベルティが2011年に八百長に関与した疑いで、クラブが勝ち点1の減点と罰金処分を科されたことだ。だが、同年に同じく八百長疑惑絡みの減点処分を受けていたトリノは昨年ELの出場を認められており、サンプに対してどのような結論が下されるかは定かではない。グベルティでの一件ではクラブは直接ではなく間接的な責任を問われたのみであることから、処分対象にあたらないとの主張もある。

 仮にサンプのEL出場が認められなかったとすれば、サンプに次ぐ8位でシーズンを終えていたインテルに出場権が回ってくることになる。どのチームが出場するとしても7月30日の予選3回戦からの出場となるため、結論が遅れるようであれば新シーズンに向けた始動のスケジュール調整も難しくなるかもしれない。インテルからサンプへの移籍の可能性が取りざたされるDF長友佑都にとっても今後の動きが気にかかるところだ。

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