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古巣インテルを信じ続けるクリンスマン マンチーニと会長への信頼を強調

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 アメリカ代表のユルゲン・クリンスマン監督が、古巣インテルについてコメントした。ロベルト・マンチーニ監督についても、インテルにふさわしい指揮官だと評している。

 インテルがセリエAとコッパ・イタリア、そしてチャンピオンズリーグの3冠を制したのは、つい5年前のことだ。だが、近年はピッチ内外で苦しみ、2013年11月にはマッシモ・モラッティ氏からエリック・トヒル氏へのオーナーの交代もあった。

 ベンチには、2004年から2008年までインテルを率い、スクデットをもたらしたマンチーニ監督が帰ってきた。それでもすぐの復権とはならず、昨季のセリエAでは8位に終わった。だが、クリンスマン監督はこの指揮官への信頼が重要だと強調する。

 クリンスマン監督は「マンチーニは国際的な目を持っている」と、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に語った。「彼はイタリア国内とヨーロッパの主要な国で、いかにプレーすべきかを知っている」と、その経験と力量を評価している。

 また、もう一人のリーダーについても持論を展開した。

「新オーナーと同様に、彼には時間が必要だ。だが、マンチーニは適切な人物だ。リーダーを変えた時には、いつでも難しさに直面するものだ。新しいオーナーに変われば、問題が噴出する」

「だが、エリック・トヒルは利益をもたらすと思う。インテルはとにかく自分たちにとって正しい道のりを見つけ出すことが必要で、それには痛みと信頼、時間を伴うものだ。すべてを一度に手にすることはできない」


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