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[女子W杯]ブラジル散る…なでしこは蘭に勝てば豪州と対戦へ フランス、カナダも8強入り

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 女子W杯は21日、決勝トーナメント1回戦の3試合を行った。E組1位のブラジル対D組2位のオーストラリアの一戦は、オーストラリアが1-0で制した。

 オーストラリアはスコアレスで迎えた後半35分、中盤でボールを奪うと、ショートカウンターからFWリサ・デ バンナのシュートのこぼれ球をFWカヤ・サイモンが押し込み、3大会連続の8強入りを決めた。

 これにより、23日(日本時間24日)の対戦で日本がオランダに勝てばオーストラリアと対戦することが決定。ドイツ、アメリカ、フランスとFIFAランク上位国が逆側の山型に入る幸運に恵まれた日本だが、FIFAランク7位の実力国ブラジルも敗退。予選の戦いぶりから本調子にないことが懸念されるなでしこジャパンだが、連覇に向け、追い風が吹いている。

 グループリーグを最終戦で逆転して勝ち上がっていた韓国(E組2位)はF組1位のフランスと対戦。しかし開始4分、8分と立て続けに失点すると、後半開始3分にもあっさり失点。ボール支配率でもフランスに62%も支配され、0-3で完敗。初の決勝トーナメントの戦いは初戦で姿を消すことになった。

 8強に勝ち上がったフランスの準々決勝の相手は、ドイツと対戦することが決まっている。

 A組1位のホスト国カナダはC組3位のスイスと対戦。後半7分にFWジョゼ・ベランジェの左足シュートで先制すると、この1点を守り抜き、1-0で勝利した。カナダはノルウェー対イングランドの勝者と対戦する。


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