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ミラン、エル・シャーラウィは中盤起用も 新布陣で本田の居場所は…?

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 シニシャ・ミハイロビッチ新監督の下、新シーズンに向けて始動するミランはどのような布陣で戦うことになるのか。日本代表MF本田圭佑の起用法も含め、今後のチーム構成が気になるところだ。

 3日に新指揮官として初の会見に臨んだミハイロビッチ監督は、現時点では4-3-1-2が基本布陣となることを認めつつ、選手起用についていくつかのヒントを提供している。

 これまで前線でプレーしながらも、ここ2年間は負傷のため十分な活躍を見せられなかったFWステファン・エル・シャーラウィに関しては、中盤での起用を示唆。「もちろんアウトサイド向きの特徴を持った選手だが、中盤インサイドで試すことに本人も同意してくれている」と述べ、「3」の外側でテストする考えを示した。

 一方、昨季は主に「偽9番」として起用されたジェレミー・メネズに関しては「相手次第でトップ下でも、セカンドトップでもプレーできる」、MFジャコモ・ボナベントゥーラについては「中盤と攻撃のあらゆるポジションでプレーできる」と話している。

 ミランは新シーズンに向けてすでにシャフタール・ドネツクからFWルイス・アドリアーノ、セビージャからFWカルロス・バッカを獲得。パリ・サンジェルマンFWズラタン・イブラヒモビッチの復帰という「夢」の実現などがない限り、期待の大きい2人の新戦力が2トップのファーストチョイスとなる可能性が高い。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』ではこれを踏まえ、現時点で2015-16シーズンに向けて予想される基本布陣を掲載。GKディエゴ・ロペス、DFに右からアバーテ、アレックス(メクセス)、パレッタ、アントネッリ、MFにモントリーボ、デ・ヨング、ベルトラッチ(エル・シャーラウィ)、トップ下にボナベントゥーラ(メネス)、前線にバッカとL・アドリアーノを置いている。

 ここで気になるのが、上記の基本布陣に含まれていない本田の扱いだ。昨シーズンは3トップの右サイドで継続的に起用されたが、フォーメーション変更により同じポジションは存在しないことになりそうだ。シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は本田について「プロジェクトの一部」だと述べ、引き続き期待を寄せる様子を見せてはいるが…。

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