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マルケス氏:「カシージャスがマドリーからの退団を決断したわけじゃない」

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 レアル・マドリーからポルトに移籍したスペイン代表GKイケル・カシージャスだが、このオペレーションに携わったサントス・マルケス氏は選手の希望で移籍が決定したわけではないと語っている。

 今夏、16年在籍したクラブを退団することになったカシージャス。マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は退団セレモニーの際に「それが彼の希望であったから」と述べ、元キャプテンの意思を尊重したと強調していた。

 しかし、マルケス氏は『ラジオ・マルカ』でペレス会長とは異なる見解を示している。

「カシージャスがマドリーからの退団を決断したんじゃない。マドリーが彼を押し出したんだ。6年ほど前には、ラウール(・ゴンサレス)やグティが同じような宣告を受けた。彼はキャプテンだったけれど、退団を余儀なくされた」

 マルケス氏は、クラブがカシージャスに対する配慮を欠いていたと嘆いている。

「ベニテスの言葉を聞くことは一度もなかった。カシージャスを構想に含めるかどうか。彼は何も言わなかったんだ」

「チームメートがイケルに別れを告げられないように、チームが遠征に旅立つまで(移籍決定を)待ったんだ。私は確信しているよ」


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