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マドリー、デ・ヘア獲得に“プランB”? 契約成立なら選手に対して7億円の報奨金を準備か

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 レアル・マドリーは、マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア獲得に“プランB”を準備しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 マドリーは先日、GKイケル・カシージャスのポルト移籍を発表。その後釜にデ・ヘアを据える意向だと伝えられているところだ。

 マドリーは、プレシーズン開始前のデ・ヘア獲得を目指していた。ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督やエド・ウッドワード副会長の反対で思惑通りには行かなかったものの、マドリーにユナイテッドの要求する移籍金4000万ユーロの支払いやGKケイラー・ナバス、DFセルヒオ・ラモスらの譲渡を実行するつもりはなく、今夏適切な移籍金でデ・ヘアを獲得できなければ2016-17シーズンに同選手をフリーで手に入れる考えだという。

 マドリーは、すでにデ・ヘア本人と協定を取り付けているとみられる。その協定とは、マドリーが契約を決定した際にデ・ヘアに500万ユーロ(約7億円)を支払うというもの。この協定により、マドリーはデ・ヘアとユナイテッドとの契約延長を阻止しているとされる。

 来年夏までユナイテッドと契約を残すデ・ヘアが他クラブと自由に交渉できるようになるのは、契約期間が残り6か月となってからだ。当然、契約が成立するまでマドリーから金銭を受け取ることは不可能だが、デ・ヘアはこの夏が無理なら次の夏に移籍すると決断しており、その際にマドリーが報奨金として500万ユーロを支払うと代理人を通じて約束しているそうだ。

 移籍市場が閉まるまで1か月半あまりが残されており、マドリーは依然として今夏のユナイテッドGK獲得にプライオリティーを置いている。しかしながら、“プランB”を用意して何としてもデ・ヘアを引き入れる姿勢を見せている。

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