ユベントスからボカ・ジュニアーズに移籍したFWカルロス・テベスが、18日に行われたキルメス戦でデビューを果たした。ボカは2-1と勝利し、テベスは復帰初戦を白星で飾っている。

　2001年から2004年までボカでプレーし、コパ・リベルタドーレスを制覇したテベスはこの夏、2年を過ごしたユベントスに別れを告げ、愛する古巣ボカへの復帰を果たした。

　そのテベスの復帰初戦、スタンドでマラドーナ氏も見守るなか、ボカは27分にスルーパスに反応したパラシオスのゴールで先制。リードして前半を終える。

　すると、53分にはカジェリがスーパーゴールを見せる。フリーでパスを受けたカジェリは、ペナルティーエリア内で一度は相手DFにブロックされたものの、こぼれ球に反応して直接ラボーナ。これが飛び出していたGKの頭上を越えて見事に決まり、ボカがリードを広げた。

　フル出場したテベスは後半、フリーでボールを受けるチャンスを手にしたが、相手GKのセーブやクロスバーに嫌われるなど、惜しくも復帰初戦でのゴールとはならなかった。

　だが、ボカはキルメスの反撃を1点に抑えて逃げ切り。第17節を終えて勝ち点37と首位を維持している。