シャルケに所属するFWジェファーソン・ファルファン(30)のアル・ジャジーラ移籍が濃厚となっている。ホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)が、ドイツ『キッカー』で認めた。

　ペルー代表右ウィンガーのUAEへの移籍は、先日から報じられていた。コパ・アメリカの後でまだドイツに戻っていないファルファンは、自身のフェイスブックを通じて、「僕のクラブ(シャルケ)でのトレーニング、成功に満ちたシーズンを楽しみにしている」と記し、「シャルケファンのみんな、もうすぐまた戻るよ!」と、移籍に関しては否定的だった。

　しかし、現所属クラブのヘルトSDは20日付の『キッカー』で、「シャルケとアル・ジャジーラは基本合意に至った」と認めている。同メディアによると、アル・ジャジーラとの取引は完了していないものの、ファルファンは新クラブでのメディカルチェックなどを残すのみという状況だという。

　クラブ間では1000万ユーロ程度の移籍金で合意に達した模様で、新クラブでファルファンに支払われる年俸は1000万ユーロ以上とのこと。日本代表DF内田篤人の右サイドにおける相棒としても知られるファルファンだが、2人のコンビはもう見られないかもしれない。

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