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ネイマールがスニガに発した「電話で謝罪しろ、くそ野郎が!」の真相は…?

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 バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールがブラジル『グローボ』のインタビューに応じ、2016年に控えるコパ・アメリカ(南米選手権)や母国開催のリオ五輪。そして出場停止処分で姿を消すことになったコパ・アメリカを振り返った。

 コパ・アメリカのグループリーグ第2節・コロンビア戦(0-1)。試合中に大会通算2枚目の警告を受けたネイマールは、試合後には乱闘騒ぎを起こすとレッドカードを受けた。その後はピッチからロッカールームへ続く通路で審判を罵倒したことも問題視され、4試合の出場停止処分が科せられていた。

 またそれだけでなく、コロンビア戦での試合中にはDFファン・スニガから厳しいマンマークを受けると、厳しいチャージに苛立ちを募らせ、暴言を吐く様子も捉えられていた。「カミロ、カミロ!」とスニガのミドルネームを叫んだネイマール。うんざりした様子のスニガに向かって、言葉を続けると電話する仕草をしながら「あとで電話で謝罪しろよ、くそ野郎が(売春婦の息子が)!」と罵った。

 昨年行われたブラジルW杯でネイマールはスニガのタックルを受けると、腰椎を骨折。当時、スニガはネイマールへ電話で謝罪したといわれており、そのときのことを皮肉ったとみられる。

 当時のことを振り返ったネイマール。コロンビア戦を迎えるにあたり、スニガへ復讐のような“特別な思い”があったのでは?と問われると「彼の存在が僕に影響を与えたことはない」とコメント。「背中に怪我を負ったことは、もう過去の話なんだ。覚えてないよ。もし影響があったとすれば、それは怪我から復帰した最初の試合だろうね。でもその試合には1-0で(コロンビアに)勝ったし、僕は点を決めている。コパでは全く影響はなかった」と強調。

 また、コパ・アメリカの試合中にスニガへ暴言を吐いたことは“殴られた”ことに原因があったと語った。「彼(スニガ)はエリア内で僕を殴ったんだ。だから僕たちは言い争うことになってしまった。そして僕は『あとで電話で謝罪しろよ』と言ってしまった。僕は彼と対戦するときはいつだって勝つためにプレーしている。その気持ちが強かったんだ」。

 コパ・アメリカで4試合の出場停止処分を受けたネイマール。しかしチームは準々決勝敗退に終わり、処分は2試合しか消化できなかった。そのため、セレソンの10番は10月5日から13日の間に行われるW杯南米予選の第1節・第2節を欠場する。

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