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シティ戦は美人女医ら抜きで臨むモウリーニョ 「意見の相違は必要」

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 チェルシーの“お家騒動”が話題になっているが、女性チームドクターのエバ・カルネイロがベンチに戻る可能性はあるようだ。ジョゼ・モウリーニョ監督が、14日の会見で語った。

 プレミアリーグ開幕戦で、モウリーニョ監督はスタッフと衝突した。MFエデン・アザールが負傷した際、すぐにスタッフがピッチに入ったことで、選手は一度ピッチを出なければいけなくなった。すでに退場者を出していたチェルシーは一時的に9人となっている。スタッフにも試合の状況を読んでほしいというのが指揮官の主張だ。

 この問題は尾を引き、今後の試合でカルネイロはベンチ入りせず、練習場での職務に集中することになるとも報じられた。

 この件について会見で問われたモウリーニョ監督は、16日のマンチェスター・シティ戦ではベンチ入りしないとしたが、その先のことは決まっていないと明かしている。イギリス『スカイ・スポーツ』が会見の模様を伝えた。

「まず強調しておきたいのは、パコ・ビオルサを中心として、我々には素晴らしいメディカルチームがある。彼らと良い関係を築いているよ」

「ジョン・ファーン(フィジオセラピスト)とドクター・カルネイロは日曜日の試合でベンチに入らない。だが、これからもそうなるという意味ではない」

 モウリーニョ監督は、スタッフ同士で意見をぶつけることで、さらにチームが良くなることもあると考えている。

「日曜日のベンチに彼らがいないのは、明らかだ。それは私の責任で決める。通常、うまくいっているときは何も起きない。過去2年で何度も私は彼らをたたえてきた。それを彼らは忘れていないよ」

「彼らも、我々の意見と違うことがあると私に話した。もっと良くなるために、意見の食い違いは必要だ。ともに働き、ともに成長する。我々はそうやっていく。意見の相違を受け入れる関係だ」

 開幕早々トラブルが起きているチェルシー。雨降って地面は固まるだろうか。

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