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ドルトムント戦で復帰の可能性の清武「今年の彼らは優勝候補に入る」

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 ハノーファーMF清武弘嗣は、12日に行われるブンデスリーガ第4節、ドルトムントとのホームマッチに向けて順調に調整を進めているようだ。ドイツ『ビルト』で自身の状態について「気分は良いです」とコメントしつつ、ドルトムントに対し警戒心を示している。

 清武は7日に一時帰国からドイツに戻り、その翌日からハノーファーの練習に合流。6月の代表合宿で右中足骨を骨折したため手術を受け、今月に入ってから全体トレーニングを再開したばかりの清武は当初、先週行われたアマチュアチームとの練習試合に参加する予定だったが、合流の遅れで欠場した。

 しかし実戦練習をこなしていない状態でも、ミヒャエル・フロンツェック監督はドルトムント戦に向けた招集メンバーに清武を含める考えのようだ。9日のトレーニングについて同監督は「キヨはしっかりと動き、良い印象を与えている」と語り、「メンバーに含めると思うよ」と同選手の復帰の可能性をほのめかした。

 清武自身はここ数日の練習を振り返り、「気分は良いです」と手ごたえを感じている様子。『ビルト』に対して次のように続けている。

「火曜日(8日)のトレーニングはかなり激しかったです。まだ少し疲れが残っているようですね。でも大丈夫ですよ。木曜日はどんな感じか様子を見て、それから監督と話し合います」

 昨シーズンはドルトムント相手に直接FKを決め、敵地での勝利の立役者となった。だが、清武は今シーズンのドルトムントは違うと感じている。

「そうですね。あれは嬉しかったです。でも今年のドルトムントは去年より強く、僕は優勝候補に入るチームだとも思っています。僕たちにとっては簡単な試合にはならないでしょう」

 第3節消化時点で勝ち点1とスタートダッシュに失敗したハノーファー。ブンデスリーガ、ヨーロッパリーグ予選、DFBポカール1回戦の8試合を全勝した絶好調のドルトムントとの試合で、今シーズンから背番号10をつける清武が復帰を果たすかもしれない。

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