[9.12 プレミアリーグ第5節 マンチェスター・U3-1リバプール]

　プレミアリーグは12日、第5節を行い、マンチェスター・ユナイテッドはホームでリバプールと対戦し、3-1で快勝した。後半20分から途中出場したFWアントニー・マルシャルは同41分に移籍後初ゴール。19歳のフランス代表FWが鮮烈なプレミアリーグデビューを飾った。

　デビュー戦でいきなり魅せた。後半41分、左サイドからドリブルで仕掛けたマルシャルはドリブルでDFマルティン・シュクルテルをかわすと、GKの位置を冷静に見極め、右足でファーサイドに流し込んだ。今夏、モナコから移籍金3600万ポンド(約66億円)でユナイテッドに加入。10代史上最高額ということもあり、大きな注目を浴びたが、そうした重圧も跳ね除けるプレミア初ゴールなった。

　これにはルイス・ファン・ハール監督も「彼は2回か3回目かのタッチでゴールを決めた。それもファンタスティックな形でね」と称賛の言葉を送った。クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

「実に素晴らしいゴールだったし、フィジカル面でもプレミアリーグでプレーできるところが見られた。ドリブルでも相手を抜ける」。そう称えたうえで、過熱する報道をけん制するように慎重に語った。

「とてもうれしく思うが、彼はまだ19歳で、フランスからイングランドに渡ったばかりだということを忘れてはいけない。19歳の選手がイングランドの文化、プレミアリーグの早い試合展開に即慣れることは非常に難しい。しかし、彼には才能があり、成長できる。これからもっと良くなっていくだろう」

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