beacon

ブンデス得点王マイヤーが5か月ぶり復帰戦でハット、監督も「彼は異常なんだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 12日に行われたブンデスリーガ第4節ケルン戦で、フランクフルトFWアレクサンダー・マイヤーがハットトリックを達成し、6-2の大勝に貢献した。アルミン・フェー監督が、復帰を果たした同選手の活躍に賛辞を送っている。

 昨季はひざの負傷による手術のため27節終了時点でシーズンを終えながらも、それまでに記録していた19ゴールでリーグ得点王に輝いたマイヤー。その離脱以来5か月ぶりとなる復帰を果たすと、いきなりの3ゴールでチームに2連勝をもたらした。

 マイヤーの先発起用を数日前に決断したというフェー監督は、その活躍をたたえてドイツ『ビルト』に次のように述べた。

「アレックスは、70分はプレーできると信じていたよ。スピーディーなFW陣の(ルク・)カスタイニョスと(ハリス・)セフェロビッチからボールを受けるために、中央に誰かが必要だったんだ」

「5か月間離脱していた選手が3ゴールを挙げるのは異常なことだよ。だが、彼は異常だからね」

 フランクフルトで通算100ゴール以上を記録しているマイヤーだが、リーグ戦でのハットトリックはこれが自身初。この日は3点中2点がヘディングでのゴールだったが、頭での1試合2得点もキャリア2度目でしかないという。

 前回ヘディングで2得点したのも同じケルン戦で、昨年10月の試合だった。196cmと長身のマイヤーだが、「本当はヘディングは苦手なんだ」とコメントしている。

 MF長谷部誠もアシストを記録するなど勝利に貢献し、フランクフルトはこの勝利で暫定4位に浮上。次節はアウェーでハンブルガーSVと対戦する。

●ブンデスリーガ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP