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伊紙評価:ダービー先発の本田に酷評、『ガゼッタ』はチームワーストに選出

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 ミランMF本田圭佑は13日、セリエA第3節のミラノダービーで先発出場し、81分までプレーした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、その本田をチームのワーストプレーヤーに選出している。

 トップ下で先発した本田は、15分に自身初シュートを放つと、31分には左足のミドルシュートでインテルGKサミル・ハンダノビッチにセーブを強いる場面も見せた。

 だが、本田のパフォーマンスは十分でなかったという見方も少なくなく、FWマリオ・バロテッリを投入する際に、本田ではなくFWカルロス・バッカを下げたシニシャ・ミハイロビッチ監督の采配を批判する声も上がっている。

 ミハイロビッチ監督は試合後、本田が守備で「汚い仕事を見事にやった」と述べつつも、「前線ではもっと何かできたはず」と、攻撃における貢献が十分ではなかったことを認めた。

 『ガゼッタ』はその本田に「5」をつけ、「トップ下としてたくさんボールに触った。多すぎる。(フェリペ・)メロに止められ、本田も彼をまねた。(ステファン・)ヨベティッチには悪質なタックル。逆に、バッカとルイス・アドリアーノにはまったく『デリバリー』ができなかった」と酷評している。

 「5」をつけられたのは、本田のほかにDFマッティア・デ・シリオのみ。なお、チームのベストプレーヤーにはバロテッリが「7」で選出された。そのバロテッリと交代したバッカには、及第点の「6」が与えられている。

 なお、本田についてはミラン専門サイト『milannews.it』でも、チームワーストとなる「4.5」がつけられ、「まったく危険な存在になれず、ビッグチャンスをつくれなかった。ミハイロビッチ監督は彼にチャンスを与えたが、彼はそれを生かせなかった」と、やはり厳しく批判された。

 イタリア『スカイ・スポーツ』でも、本田の採点は「5」と低評価。ただし、同メディアはDFアレッシオ・ロマニョーリに「4」をつけている。


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