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市場価値トップと最下位の対決も、ペップは油断なし

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 バイエルンは19日、ブンデスリーガ第5節でダルムシュタットと敵地で対戦する。王者と昇格組の対戦とあり、バイエルンの勝利は確実という見方も少なくない。だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督は今季まだ無敗のダルムシュタットを警戒している。

 ドイツ『Transfermarkt.de』によるトップチームの市場価値調査では、バイエルンは約5憶6000万ユーロ(約760億円)でリーグのトップ。対するダルムシュタットは、約1900万ユーロ(約26億円)で最下位だ。両チームの間には、天と地ほどの差があるように見える。

 だが、グアルディオラ監督はこういった数字にまったく興味がないようだ。バイエルンの指揮官は会見で、次のようにダルムシュタットを称賛している。『AZ』などドイツメディアがコメントを伝えた。

「彼らのプレーを見たけど、『ワーオ!』だね。彼らはチャンピオンズリーグ(CL)に出場しているレヴァークーゼンに勝った。我々はダルムシュタットをすごくリスペクトしている。2部に値するようなチームじゃない」

 1勝3分で負けなしのダルムシュタットだが、引き分けたシャルケやホッフェンハイムからは時間稼ぎ行為が多いという非難の声も上がっている。グアルディオラ監督は「ロングボール、FK、CK…。彼らはファイトし、審判にたくさん話しかけ、ピッチに寝転ぶ。どう対応するかは我々次第だ」と、冷静を保つことが重要だと述べた。

 なお、バイエルンは3-0で勝利した16日のCL・オリンピアコス戦で、MFシャビ・アロンソ、MFアルトゥーロ・ビダル、FWロベルト・レバンドフスキが軽傷を負ったようだ。

 3選手のダルムシュタット戦出場について、グアルディオラ監督は「まだ分からない」と述べるにとどまった。ただし、「今までターンオーバーがあまりなかったが、水曜にCLがある週は回復する時間が非常に短い」と、メンバーの入れ替えがあることもほのめかしている。

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