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ボルフス相手に奮闘も…原口「強いチームに決定的な仕事を」

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[9.19 ブンデスリーガ第5節 ボルフスブルク2-0ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは19日、第5節2日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でボルフスブルクと対戦し、0-2で敗れた。原口は右サイドハーフで4試合連続のフル出場。昨季2位の強敵相手に奮闘したが、終盤の2失点で勝ち点を落とした。

 ブンデスリーガ公式サイトによると、原口は「良いゲームができていたと思うし、チャンスもつくていたので、勝ち点を持ち帰りたかった。最後粘れないというか、悔しいやられ方だった」と悔やんだ。

 前半17分、浮き球を胸トラップし、エリア外から強烈な右足ボレーで狙った原口は同39分にも右サイドからカットインし、左足でミドルシュート。後半12分にはドリブル突破がMFユリアン・ドラクスラーのファウルを誘うなど前線で精力的にプレーしたが、得点を奪うには至らなかった。

「(第3節の)ドルトムント戦のように、がちがちに引いてカウンター狙いというよりは、ボールを保持しながら攻められたと思うし、チャンスもあったと思う」と振り返る原口は「向こうのほうが力が上といえば上なので、ボールを持たれる時間も多かったけど、自分たちは焦らずにやれていたと思う。下を向く必要はないというか、自分たちが成長していることを示せた試合じゃないかと思う」と、チームとしての手応えを口にした。

 一方で、だからこそ結果を出したかったという思いも強い。「こういうチームに勝っていきたいし、自分もこういう相手に決定的な仕事をするとか、点を取るとか……。互角の相手にはだいぶ形をつくれるけど、ドルトムントやバイエルン、ボルフスブルクのような強いチームに決定的な仕事をできるように。中盤のプレーには自信を持ててきているので、あとはゴール前でそういうプレーができるようにしたい」と、決意を新たにしていた。

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