20日に行われたプレミアリーグ第6節で、マンチェスター・ユナイテッドはアウェーでサウサンプトンを3-2で下した。ルイス・ファン・ハール監督は、勝利につながるスーパーセーブを見せたGKダビド・デ・ヘアを称賛している。

　ユナイテッドは前半に先制されながらも、後半途中までに2-1と逆転したものの、59分にピンチを迎えた。CKをサウサンプトンDFジョゼ・フォンテがヘッドで合わせ、強烈なシュートがゴールを襲ったが、デ・ヘアが左手1本で止める見事なプレーを見せ、失点を食い止めている。

　試合後にイギリス『スカイ・スポーツ』で、このプレーについて聞かれたファン・ハール監督は、次のように答えた。

「デ・ヘアは、ああいうプレーができるGKだ。これまでもセルヒオ・ロメロが、あのようなセーブを見せていたけれど、今日のデ・ヘアのセーブは見逃せないプレーだったね。素晴らしかったよ」

「デ・ヘアが残留したのは、とてもうれしい。我々が夏の移籍市場で、レアル・マドリーに移籍させたくなかった理由が、これだよ。それも、もっともなことだろう」

　ユナイテッドは勝ち点を13に伸ばし、首位マンチェスター・シティに次ぐ2位につけた。優勝を狙えるのではないか、との問いには、ファン・ハール監督は次のように答えている。

「もちろん、我々は常にそれを目指している。昨シーズンも同じようにしたからね。転換期にあるチームにタイトルを期待することはできないが、もっとタイトルが近づけば、つかみ取ることができるだろう」

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