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開幕4連勝にもスクデットは意識しないマンチーニ「そういう話はあと31試合戦ってから」

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 20日に行われたセリエA第4節の試合で、インテルはアウェーでキエーボと対戦し1-0の勝利を収めた。ロベルト・マンチーニ監督は開幕4連勝を喜びながらも、優勝の可能性については慎重な姿勢を維持している。

 前節終了時で2位と好調だったキエーボに対し、前半は苦戦を強いられたインテルだが、42分にFWマウロ・イカルディの今季初ゴールで先制。そのまま後半もリードを守り、開幕からの連勝を4に伸ばした。

 試合後のマンチーニ監督のコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

「順位は前の日曜日と変わっていない。今日本当に重要なのは、これほど難しいアウェーの地で、非常に強く絶好調なキエーボを破ったということだ」

「簡単ではなかったよ。前半は非常に速いリズムで、良い守備をするキエーボに対してスペースがなかった。選手全員がボールの後ろに下がっていた。それにこの異常な暑さ、まるで8月のようだった」

 4連覇中の王者ユベントスが出遅れたこともあり、インテルの6年ぶりのスクデット獲得への期待も強まっているが、指揮官は慎重な様子だ。

「大事なのは今ではなく、シーズンの最後に首位にいることだ。まだ先は長い。我々はインテルであり、責任は常にあるものだ」

「リーグ戦の上位で戦っていかなければならない。あと31試合を終えた後でまだ前にいられたとすれば、改めてそういう話をしよう」

 ミッドウィークの23日に行われる次節、インテルはベローナをホームに迎える。


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