苦悩、求めたい理解…“浪人”川島が3か月ぶりブログ更新「はっきりした答えが分からない」
所属クラブが見つからないまま、新シーズンを迎えているGK川島永嗣が、お知らせ以外では6月26日以来3か月ぶりとなるブログ(http://ameblo.jp/eiji-kawashima/entry-12076122395.html)を更新し、現在の状況に至るまでの苦悩を綴った。
2010年にベルギーリーグに渡った川島は、2012年より強豪のスタンダール・リエージュでプレー。移籍1年目でリーグ戦全試合にフル出場を果たすなど、活躍を続けた。順風満帆かと思えた選手生活の風向きが変わったのは昨季10月以降、監督交代が行われたこともあり、ベンチを温める機会が多くなった。結局、ELと国内杯の1試合ずつに出場するにとどまり、シーズンオフに退団することになった。
ただ、移籍先を探す作業は困難を極めた。欧州でのプレーを希望し、イタリア2部のクラブなどに練習参加をしたが、契約までは至らず。夏の移籍期間が過ぎても、契約がまとまることはなかった。9月にW杯2次予選を戦った日本代表からも7年ぶりに落選。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も「残念ながら彼はまだ自分のクラブを探すことができていない」と所属クラブが決まっていない以上、落選は当然と語っていた。
「皆様へ」と題したブログを更新した川島は「まず始めに、これだけ長い間僕自身の口からコメントをできなかったこと、そしてこれだけの期間皆さんに何も報告ができなかったこと、心からお詫びしたいと思います。そしてここまで多くの方に心配をかけ、また何より多くの方にご迷惑をかけていることに対しても本当に申し訳なく思っております」と謝罪から文章を始めた。
そして「ここまでくると、何が正しくて、何が正しくないのか、はっきりした答えというのは正直なところ分かりません。代表のこと、未来のこと、ここまで気が狂うような決断もしなければいけませんでした」と今書けるだけの精一杯の思いを綴った。
ただ、現在に至った原因として、「まだまだヨーロッパの基準で、そして世界の基準でゴールキーパーとして成長したい」という明確な思いがあることを強調。「何よりもっともっと、ただただ単純に上手くなりたい。もしかしたら、ここに至るまでもっと賢い選択もあったかもしれません。でも、何が自分の生き方かを考えた時、苦しみもがきながらも今に至る次第です。今はただ、自分自身の道を信じること、そして必ずいい方向へいくと信じています。ご心配をかけて本当に申し訳ありませんが、しっかりとした報告ができる時が来るまで見守っていただけると幸いです」と理解を求めた。
●欧州組完全ガイド
2010年にベルギーリーグに渡った川島は、2012年より強豪のスタンダール・リエージュでプレー。移籍1年目でリーグ戦全試合にフル出場を果たすなど、活躍を続けた。順風満帆かと思えた選手生活の風向きが変わったのは昨季10月以降、監督交代が行われたこともあり、ベンチを温める機会が多くなった。結局、ELと国内杯の1試合ずつに出場するにとどまり、シーズンオフに退団することになった。
ただ、移籍先を探す作業は困難を極めた。欧州でのプレーを希望し、イタリア2部のクラブなどに練習参加をしたが、契約までは至らず。夏の移籍期間が過ぎても、契約がまとまることはなかった。9月にW杯2次予選を戦った日本代表からも7年ぶりに落選。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も「残念ながら彼はまだ自分のクラブを探すことができていない」と所属クラブが決まっていない以上、落選は当然と語っていた。
「皆様へ」と題したブログを更新した川島は「まず始めに、これだけ長い間僕自身の口からコメントをできなかったこと、そしてこれだけの期間皆さんに何も報告ができなかったこと、心からお詫びしたいと思います。そしてここまで多くの方に心配をかけ、また何より多くの方にご迷惑をかけていることに対しても本当に申し訳なく思っております」と謝罪から文章を始めた。
そして「ここまでくると、何が正しくて、何が正しくないのか、はっきりした答えというのは正直なところ分かりません。代表のこと、未来のこと、ここまで気が狂うような決断もしなければいけませんでした」と今書けるだけの精一杯の思いを綴った。
ただ、現在に至った原因として、「まだまだヨーロッパの基準で、そして世界の基準でゴールキーパーとして成長したい」という明確な思いがあることを強調。「何よりもっともっと、ただただ単純に上手くなりたい。もしかしたら、ここに至るまでもっと賢い選択もあったかもしれません。でも、何が自分の生き方かを考えた時、苦しみもがきながらも今に至る次第です。今はただ、自分自身の道を信じること、そして必ずいい方向へいくと信じています。ご心配をかけて本当に申し訳ありませんが、しっかりとした報告ができる時が来るまで見守っていただけると幸いです」と理解を求めた。
●欧州組完全ガイド