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ビジャレアル、クラブ史上初の単独首位に浮上

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 26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第6節の試合で、ビジャレアルアトレティコ・マドリーにホームで1-0の勝利を収めた。この結果、ビジャレアルはクラブ史上初の1部リーグ首位に立つことになった。

 前節まで勝ち点13でレアル・マドリー、セルタと並び、得失点差で3位につけていたビジャレアルは、前半14分にFWレオ・プティスタンが決めた1点で勝利。開幕戦に引き分けたあと5連勝で勝ち点を16に伸ばし、マドリーとセルタがいずれも勝てなかったため首位浮上の快挙を成し遂げた。

 1923年の創立から92年の歴史を持つクラブは、1998-99シーズンの初昇格以来16シーズンを1部で戦ってきた。開幕から6試合を終えた時点での勝ち点16はマヌエル・ペジェグリーニ監督が率いた2008-09シーズンと同点だが、得失点差では今回が上回っており、数字の上でもクラブ史上最高のスタートを切っている。

 マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は試合後にチームの戦いぶりについて次のように語った。クラブ公式サイトやスペインメディアが伝えている。

「首位に立ったことには何も感じないが、チームの働きには満足している。もし勝てなかったとしても満足できただろう。アトレティコは非常に難しい相手だが、彼らを走らせて、ほとんどチャンスをつくらせることはなかった。強敵に勝つのにふさわしい戦いぶりだった」

「今は遠くまで行けるように思えるが、様々な要因が絡んでくることだ。木曜日にもまた試合があるので、負傷者の状況を確認しなければならない。良い結果を手に入れるためには、メンバー全員をできるだけ長い時間プレーさせられるかどうかが決定的な意味を持ってくるだろう」

 ビジャレアルは10月1日にヨーロッパリーグ・グループE第2節のホームでのビクトリア・プルゼニ戦に臨む。続く週末には首位防衛のかかるレバンテ戦だ。

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