元イタリア代表監督のチェーザレ・プランデッリ氏に、中国から誘いの声がかかっているようだ。上海緑地申花(上海申花)が同氏に接触したとイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

　昨年のブラジルW杯までアッズーリを率い、グループステージ敗退の結果を受けて辞任したプランデッリ氏。大会後にはガラタサライ監督に就任したが11月に解任され、その後はフリーとなっている。今年2月には、ハビエル・アギーレ氏の後任として日本代表新監督候補の一人にも挙げられていた。

『ガゼッタ』によれば、上海からの接触を受けたプランデッリ氏はオファーについて検討しているところだという。ルイス・フェリペ・スコラーリ監督(広州恒大)やスベン・ゴラン・エリクソン監督(上海上港)、グレゴリオ・マンサーノ監督(北京国安)らに続いて、また一人大物監督が中国からの誘いに応じるのだろうか。

　上海申花は今季中国スーパーリーグ終盤戦を迎えて7位に位置し、リーグ順位での来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場の可能性はすでに消滅。元ボルドーのフランシス・ジロ監督が率いる現在のチームにはFWデンバ・バやFWティム・ケーヒル、MFモハメド・シソコなどが在籍している。