beacon

ミランに大勝も謙虚なナポリ監督「20日前まで中位のチームと言われていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ナポリは4日、セリエA第7節でミランに敵地で4-0と快勝した。だが、マウリツィオ・サッリ監督は謙虚な姿勢を貫いている。現時点でスクデットを口にすべきではないと述べた。

 MFアランのゴールで前半に先制したナポリは、後半にFWロレンツォ・インシーニェが2得点。さらにオウンゴールも加わり、大量4ゴールでミランを粉砕した。

 サン・シーロでの快勝で、ナポリは公式戦6試合5勝。セリエAでも首位に勝ち点6差の6位まで順位を戻している。今季のセリエは混戦模様となっているだけに、悲願のスクデットを期待する声も上がり始めているところだ。

 だが、サッリ監督は試合後、次のように述べている。イタリアメディアが伝えた。

「スクデット? とんでもないことだ。このチームは20日前、あらゆる方面から批判され、中位レベルのチームと言われていたんだ。そのときの評価はオーバーなものだった。今の熱狂ぶりもまたオーバーだよ」

「(ビッグクラブとの)直接対決で1勝したからといって、順位に影響するなんてあり得ない。もしもそうなら、我々はエンポリやカルピと引き分け、サッスオーロに負けているのだから、降格しておかしくないチームということになる」

 開幕から3試合白星がなかったナポリが復活したのは、3トップに変更してからだ。

「だが、システムがチームを変えるわけじゃない。このチームには情熱があり、精神的にもすぐに回復できるんだ。今のチームがどれくらいのパーセンテージかは分からない。成長したが、まだ改善の余地がある」


●セリエA2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP