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ナポリの不振に怒るマラドーナ 「サッリは適任じゃない」

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 ナポリのレジェンドとしては、現状に我慢がならないのかもしれない。ディエゴ・マラドーナ氏は、マウリツィオ・サッリ監督がナポリにふさわしい指揮官ではないと考えているようだ。

 ラファエル・ベニテス前監督がレアル・マドリーに去ったナポリは、昨季エンポリでリーグを沸かせたサッリ監督を新たに迎え入れた。56歳の指揮官にとって、初のビッグクラブでの冒険だ。

 だが、開幕から3試合を終え、ナポリは2分1敗と白星なし。サッスオーロ、サンプドリア、エンポリと、ビッグクラブとの対戦がなかったにもかかわらず、勝ち点2しか挙げることができていない。

 この不振に、ナポリサポーターにとっては神のような存在でもあるマラドーナ氏も不満を抱いているようだ。『Piuenne』で次のように語った。イタリアメディアが伝えている。

「夏に何があったか知らないが、ベニテスはチームにとって保証をつくっていた。サッリのことはリスペクトしているが、勝者たるナポリにとって適切な監督ではない。私ならベニテスを残した」

「今のナポリは、私が来て1年目のナポリを思い出させる。残留争いをしていたときのことだ。それが、私がすごく恐れていることだよ。3試合で勝ち点2というのも妥当だ。ナポリは私が驚くような試合をしていないからね。プレーがない。これでは、中位にすらなれないよ」

 サッリ監督に対して厳しい発言だが、マラドーナ氏は指揮官以上にアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の責任も大きいと述べている。

「私は個人的にサッリを知らないし、彼が嫌いなわけでもない。ナポリの現状は彼の責任じゃないよ。責任があるのは、彼を監督にした人だ」

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