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リバプールを去ったロジャース「信じられないほど失望している」

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 リバプールは4日、ブレンダン・ロジャース監督の解任を決断した。志半ばでクラブを離れることになった指揮官は、「信じられないほど失望している」と語りながらも、これまで支えてくれたクラブや選手に対して感謝の気持ちを伝えている。

 開幕から低調なパフォーマンスを続けていたリバプールは、以前からロジャース監督の解任が噂されていた。そして、エバートンとのマージーサイドダービー後に新しい指揮官を招くことを発表した。

 リバプールでのキャリアを終えたロジャース監督が、リーグ監督協会(LMA)を通じて、次のように語った。

「もちろん、リバプールを去らなければいけなくなったことに信じられないほどの失望がある。自分の力を出し切り、素晴らしいファンがチームを誇りに思うために、選手個人そしてチームの成長のために毎日取り組んできた」

「いくつかの忘れがたい瞬間がリバプールで過ごした日々の中にあった。選手全員のハードワークに感謝したい。現在のチームは移行中だ。ただ、本物の才能がある。成長して、毎週育ち続けていくと思う。私の後任が残りのシーズンを素晴らしいものにすることを願っている」

 クラブへの感謝も忘れなかった。

「リバプールにあるサッカーの財産は素晴らしい。特別な伝統があり、私はその価値や街に対して、リスペクトしかない。選手たちに対してと同じように、クラブに関係するみんなに感謝したい」

 さらに、オーナー陣に対しても、良い印象を持ったままだ。

「最後に、ジョン・W・ヘンリー、トム・ワーナー、マイク・ゴードンについても一言伝えたい。彼らは私にこのチャンスを与えてくれた。もはや我々はともに働く関係ではないが、それでも我々の関係、友情は、今後も続いていく」

 リバプールの新監督については、ユルゲン・クロップ氏の招へいなどが噂になっている。クラブは正しい決断を下せるだろうか。

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