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岡崎先発も日本人対決ならず…レスターはバーディの劇的弾で2点差追いつきドロー

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[10.17 プレミアリーグ第9節 サウサンプトン2-2レスター・シティ]

 プレミアリーグは17日、第9節を各地で行った。FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは敵地でDF吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦し、2-2で引き分けた。岡崎は先発出場も前半のみの出場。ベンチスタートの吉田は後半15分から途中出場も日本人対決とはならなかった。

 2連勝中のサウサンプトン前半11分、MFジェームス・ワード・プラウズの左CKからDFフィルヒル・ファン・ダイクがヘッドで合わせる。これはライン上でMFダニー・ドリンクウォーターにクリアされたが同21分に試合を動かす。MFドゥサン・タディッチの右CKをニアでDFジョゼ・フォンテがヘッドで合わせ、ゴール左隅に突き刺す。サウサンプトンは、前日に契約を2018年まで延長したキャプテンのゴールで先制に成功した。

 1点ビハインドのレスターは持ち味の素早い前線からプレスがなかなか見られない。前半24分、MFマーク・オルブライトンの左CKをDFウェズ・モーガンがフリーでヘッドも相手に当たって左に外れる。

 セットプレーからレスターに流れが傾きかけたが前半37分、サウサンプトンは左のショートCKからFWグラツィアーノ・ペッレがヘッド。右ポストの跳ね返りが詰めていたファン・ダイクに当たって再び右ポストに当たったが、ファン・ダイクが左足で押し込み、2-0。CB2人がセットプレーの流れから得点を挙げた。

 前半のうちに追いつきたいレスターは前半43分に決定機。左CKの流れからDFクリスティアン・フクスが上げたクロスをニアで岡崎がフリックし、ファーサイドのDFロベルト・フースが足もとにおさめる。キックフェイントで相手をかわして、右足を振り抜いたが惜しくもゴール右へ外れ、0-2で前半を終えた。

 レスターは後半立ち上がりから岡崎とMFジェフ・シュルップを下げてMFリヤド・マフレズとMFネイサン・ダイアーを投入。同16分、ダイアーが右足シュートも相手DFに防がれ、こぼれ球をマフレズが左足で狙うもわずかにゴール左へ外れる。それでも同22分、ダイアーがドリブルで右サイドを駆け上がりクロス。これをFWジェイミー・バーディがヘッドで突き刺し、6試合連続ゴールで1点差とした。

 さらに後半35分、リターンパスで左サイドを抜け出したマフレズの折り返しをバーディが左足で合わせ、枠上に外れるも完全に流れを引き寄せる。すると同アディショナルタイム2分、マフレズのスルーパスに抜け出したバーディが右足でゴールネットを揺らし、レスターが土壇場で2-2の引き分けに持ち込んだ。

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