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スーパーゴールにも複雑な思いのグリエーズマン 古巣相手に「喜ぶつもりはない」

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 18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第8節ソシエダ戦で見事なゴールを決めて勝利に貢献したアトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマンだが、古巣相手のゴールを喜ぶつもりはないとコメントしている。

 13歳からソシエダの下部組織でプレーし、トップチームでの活躍を経てアトレティコ移籍を果たしたグリエーズマン。昨季のアノエタでは試合終盤に交代出場しただけだったが、今回は先発に起用されると、9分にスーパープレーで先制点を奪ってみせた。

 中盤でボールを受けたグリエーズマンはそのままスピードに乗って相手陣内を快走し、追いすがる相手選手を難なく振り切ると、最後は浮き玉でGKを破ってゴール。終了間際にも2点目を加えたアトレティコは2-0で勝利を飾った。

 ゴールを喜ぶ素振りを見せなかったフランス代表FWは、試合後にスペイン『カナル・プリュス』で次のようにコメントしている。

「僕にすべてを与えてくれたクラブからゴールを決めても、喜ぶことは決してないよ。難しい試合になることは分かっていた。ここアノエタでの彼らは強いからね。少ないチャンスを生かさなければならなかったが、そのとおりにすることができた」

 21日にはチャンピオンズリーグのアスタナ戦が控えているが、過密日程は歓迎すべきことだと受け止めている。

「サッカー選手なら誰でも、3日に1試合を戦いたいと思っているよ。それはつまり、欧州の大会で戦えるということなんだ。今はしっかりと休むべきだね」


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