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ルーニーのPK阻止したミドルスブラGK「ダウニングが右に蹴ると教えてくれた」

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 28日のキャピタル・ワン杯4回戦マンチェスター・ユナイテッド戦でヒーローとなったミドルスブラ(2部相当)のGKトマス・メヒアス。PK戦でルーニーのシュートを止めたが、これはチームメイトの助言があったからだという。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 ミドルスブラはスター軍団を相手に120分間を無失点で乗り切り、PK戦に突入した。しかし、メヒアスは「今週、僕たちはPKの練習をGKコーチとやっていた。PK戦までもつれ込む可能性があったからね。でも、僕は対戦相手の研究はしてなかった。ユナイテッドの選手が普段どの方向に蹴っているかを勉強してなかったんだ」と、不安を抱いてPK戦に突入したという。

 そんな中、ユナイテッド1番手のFWウェイン・ルーニーを迎えたが、メヒアスは「スチュワート・ダウニングがルーニーは右に蹴ると教えてくれた。最後までしっかり立っておいて、そこから一気に横っ飛びしたんだ。蹴る瞬間にダウニングが右側を指していて、それに従って右に飛んだ」と明かした。

 ダウニングはルーニーとはイングランド代表でチームメイトだった。そのため、蹴る方向がアドバイスできたという。これで流れを引き寄せたミドルスブラ。メヒアスが4番手のMFアシュリー・ヤングのPKも止め、ユナイテッドにPK3-1で勝利。チームを準々決勝進出へと導いた。

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