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マドリー理事会、クラブへの忠誠を誓わないC・ロナウドに不快感 来夏の放出も視野に?

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 自身のドキュメンタリー映画公開のタイミングに合わせて、各国メディアにインタビューが掲載されているレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドだが、同クラブの理事会は同選手の発言を快く感じていない様子だ。スペイン『マルカ』が、C・ロナウドとマドリーの関係に再び緊張が走り始めたことを一面で報じている。

 ドイツ『キッカー』に対して「マドリー退団? どうしてダメなんだい?」と発言したとされるC・ロナウドだが、その次に掲載されたイギリス『FHM』とのインタビューでは「どのようなリーグ、どのような場所への扉も閉めることはない」とも語り、マドリーを後にする可能性は一貫して否定していない。また3日のパリSG戦で、C・ロナウドはローラン・ブラン監督に何かを語りかけたが、フランス『パリジャン』は「あなたのチームはとても良いプレーを見せる。一緒にプレーしてみたいね」との言葉であったことを報じている。

『マルカ』によると、同クラブの理事会はブラン監督との思わせぶりなやり取りやインタビューの発言など、同選手が移籍を匂わせ続けていることを不快に感じており、理事会メンバーの一人は、来夏にポルトガル代表FWを売却することも考慮し始めているという。理事会では、C・ロナウドの一連の言動にはクラブとさらに好条件の契約を結ぶ意図があるとも考えられており、同選手と新たな駆け引きを行うことに煩わしさを感じている様子だ。

 一方、C・ロナウドはこの件について沈黙を貫いているが、PSG戦前にフロレンティーノ・ペレス会長から、「どうしてそういったことを言うのかね?」とカメラが回っている場で『キッカー』の発言を咎められたことに憤りを感じている模様。同選手は会長に対して、「そんなことは言っていない」と語気を荒げて反論していたが……。来夏の移籍は、実際にあり得るのだろうか。

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