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[国際親善試合]当日朝には脅迫電話…世界王者ドイツがフランスに零封負け

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[11.13 国際親善試合 フランス2-0ドイツ]

 国際親善試合が13日に行われ、フランス・サンドニで行われたフランス代表対ドイツ代表の一戦は、2-0でフランスが制した。

 前半終了間際のアディショナルタイムにFWオリビエ・ジルが左足でゴールネットを揺らして先制すると、後半41分にはMFブレーズ・マテュイディの上げたクロスをFWアンドレ・ピエール・ジニャックが頭で合わせて加点。EUROホスト国のフランスが、本番へ向け調子を上げてきた。

 ドイツにとっては踏んだり蹴ったりの結果に終わった。試合当日朝、ホテルに匿名で爆破予告の電話があった。予告を受けて代表選手たちはホテルを退去。地域は立ち入り禁止となり、緊張が走った。

 迎えた当日夜の試合。約1年ぶりに代表復帰したFWマリオ・ゴメスがスタメンに名を連ね、後半16分からは初招集の19歳FWレロイ・サネをピッチに送り込んだが、完封負けを喫してしまう。EURO予選は1位通過を決めるものの、成績は7勝1分2敗と最終節まで苦しんだドイツ。世界王者の歯車が狂い始めている。

 親善試合は17日にも行われ、ドイツはハノーファーでオランダと、フランスはロンドンでイングランドと対戦する。

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