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ジダン氏やビエラ氏、パリでの事件を受けて慈善試合欠場 ベッカム氏「彼はとてもショックを受けている」

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 パリでの同時テロ事件を受け、元フランス代表の英雄たちが、14日に開催されたチャリティーマッチを欠場した。元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏は、ジネディーヌ・ジダン氏の決断を尊重している。

 ジダン氏は14日、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードで開催されたユニセフによる子供のためのチャリティーマッチで、「世界選抜」のキャプテンとして「英国&アイルランド選抜」と対戦する予定だった。

 だが、パリでの事件を得て、ジダン氏やパトリック・ビエラ氏、クリスティアン・カランブー氏は試合を欠場することを決断。一方、ロベール・ピレス氏とミカエル・シルベストル氏は予定どおりに出場し、「世界選抜」のスタメンとしてプレーしている。

「英国&アイルランド選抜」のキャプテンを務めたベッカム氏は、会見で、ジダン氏の気持ちを尊重しなければいけないと述べた。

「ジズーがプレーしないと決めた理由は理解している。彼は私に対してとても敬意を払ってくれた。私は完全に理解している。彼は友人であり、とても情熱的な人だ。フランス人だから、昨日のことに彼はとてもショックを受けているのは当然だろう」

 自身もパリでの事件に心を痛めているベッカム氏は、パリという場所と深い絆があるとも述べた。

「パリには長年にわたる素晴らしい思い出がある。パリSGでプレーしていたときのことだけじゃない。イングランド代表としての100キャップ目もパリだったし、フランスの人たちからは素晴らしいサポートをしてもらった。パリSGの選手としてパリに戻り、そこで引退したから、パリは常に特別な場所なんだ」

「昨日の出来事を目にして悲しい。残念ながら、世界の至るところでこういうことが起きている。パリで大切な人を失った人たちに追悼の意を表したい。私たちの心はパリのみんなとともにある」
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