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ウェンブリーがトリコロールにライトアップ…テロに屈せず開催された一戦はイングランドが勝利

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[11.17 国際親善試合 イングランド 2-0 フランス]

 イングランド代表とフランス代表は17日、ウェンブリースタジアムで国際親善試合を行い、イングランドが2-0の勝利を収めた。

 13日にフランスで起こった同時多発テロの影響で中止の可能性があった一戦だったが、フランスサッカー連盟(FFF)とイングランドサッカー協会(FA)の話し合いの末に開催されることになった。トリコロールカラーにライトアップされたウェンブリースタジアムでは、試合前にフランス国歌を両サポーターが斉唱し、強い連帯を示した。

 試合は前半31分にFWハリー・ケインのスルーパスに反応したFWウェイン・ルーニーが、ドリブルで持ち込んで放ったシュートが枠上に外れてしまうが、同39分にイングランドが先制に成功する。右サイドのルーニーからパスを受けたMFデル・アリが鮮やかなミドルシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 さらに後半2分には高い位置でアリがボールを奪うと、左サイドのMFラヒーム・スターリングに展開。スターリングのクロスをルーニーが豪快なダイレクトボレーで合わせ、イングランドが追加点を奪取した。

 その後、反撃に出たフランスがシュートチャンスを生み出したが、後半14分のMFポール・ポグバのミドルは枠上に外れ、同21分にはポグバとのパス交換からPA内に進入したFWアントニー・マルシャルが至近距離からシュートを放つもネットを揺らすには至らなかった。その後、スコアは動かずにイングランドが2-0の完封勝利を収めた。

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