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ドーピング検査の厳格化を再度求めるベンゲル 「サッカーが無関係と思うのは非合理的」

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 陸上や自転車競技にあって、サッカーにはないと考えるのは非合理的だ――アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、サッカー界がもっとドーピング検査に厳しくなるべきと再度主張した。イギリス『BBC』が伝えている。

 ロシアが国ぐるみでドーピングに関して不正を働いていた疑いが浮上した際、ベンゲル監督はフランス『レキップ』のインタビューで、自身はドーピングさせたことがないことを強調しつつ、「違う考えの多くのチームと対戦した」と発言している。

 イングランドサッカー協会(FA)がこの発言を受け、ベンゲル監督に説明を求めたことが報じられたが、指揮官は19日の会見で「もちろんオープンに話す」とコメント。「私はより深く、より良い検査を望む。今は表面的だからだ。この問題に我々はタックルしなければいけない」と述べた。

「陸上競技で突然ドーピング問題が出てきて、自転車競技でもこの問題がある。それでサッカー界は無関係と考えるのは、まったく間違っているだろう」

「つかまれば、罰する必要がある。クラブも同様だ。サッカーだからといってその(ドーピングの)問題がないと考えるのは、ちょっと理屈に合わないからね」

 ベンゲル監督は尿検査では不十分であり、血液検査の導入を求めている。

「今は、チャンピオンズリーグのアウェーゲームを戦うと、(尿)検査が終わらないからと2時間を失うことが多い。シンプルなことだ。なぜ(血液検査を)できない? ほかのスポーツではやっている」

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