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枠内シュート数が18位のミラン、ミハイロビッチは再びシステム変更?

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 ミランシニシャ・ミハイロビッチ監督は、攻撃力を高めるために、再びフォーメーションを変更するのだろうか。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 トップ下を用いた4-3-1-2で結果が出ず、4-3-3にフォーメーションを変えてから、5試合で3勝2分けという成績を残したミラン。だが、前節はユベントスに敵地で0-1と敗れた。フォーメーションを変更してから初の黒星だ。

 序盤戦の不振からは脱却したが、攻撃は13試合を終えて総得点15と、リーグのトップ10の中でワースト2位タイ。ユーベ戦では枠内シュート2本、枠外シュート3本とほとんど決定機をつくれなかった。その前のアタランタ戦も、枠内シュート3本、枠外シュート3本とほぼ同じ数字だ。

 枠内シュートの数は、13試合を終えて41本とリーグ18位。ポゼッションは47.67%で12位。チャンスメークの数は119と、首位ナポリの188やユベントスの180に大きく離されている。

 攻撃の改善が必要なことは、明らかだ。そこでミハイロビッチ監督は、4-4-2に再変更することを検討しているというのだ。3トップではFWルイス・アドリアーノを起用できないからだ。指揮官はL・アドリアーノとFWカルロス・バッカを並べる考えという。

 この場合、『ガゼッタ』は、中盤両サイドにMFジャコモ・ボナベントゥーラと、FWエムバイェ・ニアンかMFアレッシオ・チェルチが起用されると報道。中央はMFアンドレア・ベルトラッチと、MFリカルド・モントリーボか、戦列に復帰してからMFナイジェル・デ・ヨングが候補になるとした。MF本田圭佑の名前は出ていない。

 ミハイロビッチ監督はユベントス戦後もチャンピオンズリーグ出場権獲得が目標と話した。3位フィオレンティーナとは現在勝ち点8差。巻き返しが求められるミランは、次節でサンプドリアをホームに迎える。


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