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クラブでも代表でも活躍のD・コスタ、元会長は「メッシやCR7に近づける」

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 バイエルンでの活躍に、古巣グレミオの元会長も賛辞を寄せた。ブラジル代表MFドウグラス・コスタは、世界的スターたちと並ぶ存在になり得るという。

 2002年にグレミオの下部組織に加入したD・コスタは2008年にトップチームに昇格し、同年10月のリーグ戦でデビュー。2009年には早くもマンチェスター・ユナイテッドバルセロナアーセナル、バイエルンと欧州のビッグクラブからの関心が報じられていた。

 D・コスタは2010年1月、欧州最初の移籍先にシャフタールを選んだが、ウクライナでリーグ5連覇を果たしてから、今年夏にジョゼップ・グアルディオラ監督率いるバイエルンに加入。プロキャリアの始まりを見守ったグレミオ元会長のドゥダ・クロフ氏は、ドイツ『TZ』で正しい決断だったと話している。

「ドグラスのプレースタイルはチームに良く合っている。お互いの良さを引き出せていると思う。彼はバイエルンに合い、バイエルンがプレーするサッカーは彼に合っている。無論、ペップの影響も非常に大きいだろう」

「故郷から離れて暮らすことにはもう慣れている。でも、ドイツではウクライナ時代よりずっと幸せに過ごしているように見えるね。生活するうえで最高の国の一つだから、それは当然だろうが」

 D・コスタはブラジル代表でも結果を出している。18日に行われたワールドカップ(W杯)南米予選第4節ペルー戦では、先制点を挙げつつ、チームの2点目、3点目をアシスト。3-0の圧勝の立役者となった。

「先日のインターナショナルウィーク以来、彼は”ティトゥラリッシモ”(レギュラー中のレギュラー)になっているだろう」

 クロフ氏は、グレミオ時代に”新たなロナウジーニョ”と期待されていたブラジル代表の7番が、さらなる飛躍を遂げると信じている。2大スターに近づくことも可能だと述べた。

「彼はさらに上達するよ。(リオネル・)メッシや(クリスティアーノ・)ロナウドのようなスーパースターではないかもしれない。だが、彼はこの2人に近づけるだろう」

 ドイツ『キッカー』によると、D・コスタはバイエルンで公式戦20試合に出場し、5ゴール、15アシストを記録。なお、クラブは同選手がミッドウィークのオリンピアコス戦以来、右足の太ももに筋肉系の問題を抱えており、28日のヘルタ・ベルリン戦を欠場すると伝えている。

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