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チェルシー不覚…クルトワ復帰も昇格組ボーンマスにホームで零封負け、今季8敗目

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[12.5 プレミアリーグ第15節 チェルシー0-1ボーンマス]

 プレミアリーグは5日、第15節を行った。チェルシーはホームでボーンマスと対戦し、0-1で敗れた。

 チェルシーは、9月に右ひざ半月板の手術を受けていたGKティボー・クルトワが先発で復帰。1トップは前節に続いてFWジエゴ・コスタがベンチスタートとなり、MFエデン・アザールが入った。

 序盤はボーンマスが主導権を握った。前半12分、カウンターからFWジョシュア・キングのパスを受けたMFジュニア・スタニスラスがPA左から左足シュート。同15分には、敵陣中央でワンタッチでパスを回し、最後はPA右からキングが右足シュートを放つ。どちらも枠を捉えていたが、復帰したGKクルトワに弾き出された。

 入りは良くなかったもののチェルシーも徐々に攻勢を強める。前半35分、右からカットインしたアザールが左足を振り抜くもGKアルトゥール・ボルツのセーブに遭う。同43分には、FWペドロ・ロドリゲスのスルーパスでPA左へ抜け出したMFオスカルが左足シュート。これもGKボルツの牙城を崩すことができず、前半をスコアレスで折り返した。

 チェルシーは後半開始からD・コスタを投入し、得点を狙いに行く。後半16分、D・コスタが左から折り返したボールが滑り込んだDFサイモン・フランシスの左手に当たるも笛は鳴らず、D・コスタもイライラとした表情を見せる。同32分には、MFセスク・ファブレガスの浮き球パスをPA左でD・コスタがダイレクトで合わせるもミートせず、2試合ぶりの得点とはならなかった。

 すると、後半は耐える時間が続いていたボーンマスがワンチャンスを生かして試合を動かす。後半37分、左CKからGKクルトワが弾いたボールをDFスティーブ・クックが倒れ込みながら右足ボレー。これは枠を外れていたが、FWグレン・マレーがヘッドで無人のゴールへ押し込み、先制に成功した。

 さらにボーンマスは、後半40分にカウンターからセンターサークルでパスを受けたMFマット・リッチーがシュートまで持ち込み、左足シュートもわずかにゴール左へ外れる。それでもチェルシーの猛攻をゼロに抑えたボーンマスが1-0で今季3勝目を挙げた。一方のチェルシーは昇格組にまさかの敗戦を喫し、今季8敗目となった。

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