レスター・シティは5日、プレミアリーグ第15節でスウォンジーに3-0と勝利した。単独首位に立ったクラウディオ・ラニエリ監督は、チームが謙虚さを失ってはいけないと繰り返している。

　FWジェイミー・バーディの連続得点記録は止まったレスターだが、この日はMFリヤド・マレフズがハットトリックと爆発。スワンズを一蹴した。マンチェスター・シティが敗れたため、レスターは2位アーセナルに勝ち点2差の首位に立っている。

　ラニエリ監督は、チームの勝利だったと喜んだ。試合後のコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「良い気分だ。とても良いパフォーマンスで良い試合をしたからね。我々は3得点を挙げ、さらに3、4回の決定機をつくり、守備ではクリーンシートだった。だからこそ、私はとても喜んでいる。首位だからじゃない」

「バーディーはチャンスがあったが、今日は決まらなかったね。マレスがハットトリックを決めたのは、チームにとって良いことだ。私はいつも選手たちにチームのためにプレーすることを求めている。チームが我々のリーダーであり、重要なんだ。全員が素晴らしい貢献をしてくれた」

　ラニエリ監督は勝ち点40を達成し、残留を確実にすることが第1目標とのスタンスを崩していない。

「私は最初の目標を変えていない。とても大きな野心を持っているが、目標は勝ち点40だ。これからビッグクラブとの対戦がある。クリスマスにかけて非常に厳しい試合があるんだ。チェルシー、エバートン、リバプール、マンチェスター・シティ…悪くないチームばかりだよね」

「我々のファンは夢を見なければいけない。だが、我々は冷静を保ち、地に足をつけ続けなければいけないよ」

---

●プレミアリーグ2015-16特集